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不貞の証拠を無駄にしないために:発覚後の正しい行動とは

不貞の証拠を無駄にしないために:発覚後の正しい行動とは


浮気の証拠、その使い方で台無しにしていませんか?

せっかく苦労して不貞行為の証拠を手に入れても、その後の対応を間違えてしまい、結果的に証拠が無駄になってしまうケースがあります。

感情的な行動が、かえって問題を複雑にしてしまい迷宮入りさせてしまうこともあるのです。


実際にあった事例:Aさんのケース

以前、探偵法務's 三重四日市にご相談されたAさんの事例を基に、詳しくご説明させていただきます。


夫の不審な行動と証拠の発見

Aさんのご主人は、ある時期からスマートフォン(以下「スマホ」と言います。)を肌身離さず持ち歩くようになり、お風呂やトイレにまで持っていくようになりました。

また、その頃から残業が増え、帰宅時間が毎日遅くなるようになったそうです。

残業が増えたにもかかわらず、毎月の給料に変化がないことを不審に思ったAさんは、ご主人が残業しているはずの時間帯に、何度か勤務先に車があるか確認しに行ったとのことでした。

しかし、ご主人が残業していると話していた時間帯に、勤務先に車が停まっていたことは一度もなかったそうです。

これらの状況から、ご主人の浮気を確信したAさんは、ご主人のスマホを調べたところ、決定的な証拠画像を発見しました。

Aさんはその画像を、ご自身のスマホでしっかりと撮影し、保存されました。

その写真には、ご主人と若い女性が裸で抱き合っている姿や、ご主人がその女性の陰部に自身の性器を挿入している様子まで鮮明に写っていたとのこと。さらに、二人の顔もはっきりと写っており、知っている人が見れば誰であるかすぐにわかるほどだったそうです。


感情的な問い詰めと夫の反論

怒りに震えたAさんは、すぐにその写真をご主人に見せて問い詰めました。

しかし、ご主人は「その写真は、結婚する前に撮ったものだ」と主張し、相手の女性の名前や住所についても一切口を割らなかったそうです。

Aさんとしては、ご主人の交友関係などから考えても「結婚前の写真であるはずがない」と確信していました。

ご主人が嘘をついていることは明らかだったとのことです。



慰謝料請求と離婚の壁

そこでAさんは「相手の女性に慰謝料を請求したい」「ご主人からも慰謝料を取って離婚したい」というご希望を胸に、探偵法務's 三重四日市にご相談されたのです。しかし、結論から申し上げますと、Aさんのご希望を叶えるのは極めて難しい状況でした。

これらの目的を達成するためには、最低でも以下の二つの要件を満たす必要があります。

  1. 1つめは性的行為が婚姻期間中に存在したことを明確に証明できることです。性的関係を示す証拠があったとしても、それが結婚前のものであれば、不貞行為にはならないからです。
  2. 2つめは不貞相手の女性がどこの誰だか判明していることです。相手が誰であるか特定できず、居所や職場などが分からなければ、コンタクトをとることができませんから慰謝料を請求する手段がありません。



Aさんへのヒアリングと状況の確認

何とか解決策を見つけられないかと、Aさんに詳しくお話を伺いました。


Q1:写真の元データはありますか?

A1:Aさんのスマホで撮影した写真は残っていますが、ご主人がスマホを新しい機種に買い替えてしまい、古いスマホは下取りに出してしまったため、元データもそれを撮影したスマホ本体も手元にありません。


Q2:不倫相手は職場関係者ではありませんか?

A2:ご主人の職場には若い女性は一人もいないため、写真に写っていた女性は職場の人ではありません。


Q3:写真の女性について、他に何か情報はありますか?

A3:相手の女性に関する情報は、写真以外には全くなく、何も分かりません。


Q4:ご主人と相手女性の関係はまだ続いていますか?

A4:ご主人は、問い詰めて以来、毎日早く帰宅するようになり、スマホもロックをかけずに無防備に置いてあるため、怪しい様子は一切なく、おそらく女性とは別れてしまったと思われます。


Q5:ご主人の容姿から、結婚後の写真だと証明できませんか?

A5:結婚してまだ2年目なので、ご主人の見た目に大きな変化はなく、写真が結婚後のものだと断定できる材料にはなりません。


Q6:慰謝料を諦めて、離婚だけを求めることはできませんか?

A6:ご主人は離婚する気は全くないため、協議離婚は難しい状況です。



悔やまれる結果と教訓

このように、Aさんのご希望を叶えることは非常に困難な状況でした。

この案件は、ほぼ解決の糸口が見えない「迷宮入り」に近い状態と言えるでしょう。

もしわずかな可能性が残るとすれば、時間が経ってご主人と相手女性の関係が再び始まるのを待つことくらいしかありません。

もしAさんが、ご主人のスマホから証拠を入手した際に、すぐに問い詰めたりせず、まず探偵法務's 三重四日市にご相談いただき、適切な調査を開始していれば、結果は大きく異なっていたはずです。

裸や性行為中の写真という決定的な証拠があったため、調査は最低限の一回で済んだ可能性が高いです。

しかも、ご主人が毎日その女性と会っていたようでしたので、おそらくすぐに証拠を掴むことができたでしょう。

本当に悔やまれるケースです。

実は、Aさんのように、配偶者のスマホから不貞の証拠を見つけてすぐに問い詰めてしまったというご相談は、探偵法務's 三重四日市にもよく寄せられます。

しかし、そのほとんどが、相手の異性が誰なのか分からないまま問い詰めてしまい、浮気相手が誰であるかを配偶者が白状しないという結果に終わっています。

不倫相手が特定できない以上、その人物に慰謝料を請求することはできません。

ですから、「完璧な証拠を手に入れた」と思っても、感情的にならず、まずは冷静になって専門家である探偵法務's 三重四日市にご相談いただくことを強くお勧めします。